「池」と「沼」と「湖」の違いわかる?説明できるとかっこいい知識をご紹介!
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早速ですが本記事をお読みのみなさん。 自然体験をしているとき「池」か「沼」か「湖」と出会ったことがある人も多いと思います。
下の3つの画像は 「池」か「沼」か「湖」のどれかなんですが、どれがどれだか明確に答えられますか?
3枚の写真を見比べてみよう!
①
②
③
正解は
① が秋田県の 田沢湖② が北海道の 宮島沼③ が場所は不明ですが ため池 です
「池」と「沼」と「湖」の違いはどこにあるんでしょうか?
「池」は人工的に作られたもの
簡単に言うと 「池」は人工的に作られた水たまり のことを指します。
そして「沼」や「湖」は自然にできたものです。
簡単に説明するとこれなんですが、この説明だと「あれ?」と思った方もいると思います。 ダムって人工的に作られた水たまりのはずなのに「ダム湖」って言ったりしますよね?
これは「人造湖」と呼ばれるもで、池よりも大きいものを「湖」という呼び方をします。
また、「池」は「沼」や「湖」と比べると小さく、水深5m以下のところを言います。つまり、ダムなどは水深5mよりもはるかに大きいものなので「池」という呼び方はせず、「湖」という呼び方をするんですね。
あれ?じゃあ沼は?
「沼」と「湖」の違いは深さで決まる
続いて「沼」と「湖」の違いを説明します。
実は、環境省は 「沼」と「湖」の区別に厳密な定義はない としています。 そのため、ここで説明するのは一般的に言われているレベルだと思っていただければと思います。
両者の一番の違いは深さにあります。
「沼」というのは「池」と同じく水深5m以下の自然にできた水たまりです。 泥が多く、水草が水面全体に生えているものを「沼」と指します。
一方で水深が5m以上の自然に発生した水たまりが「湖」です。 水深5mを超えると水草が生えない箇所がでてくるので「湖」の特徴は水草の生えていない深い箇所があるということです。
まとめ
「池」と「沼」と「湖」の違いを分かっていただけたでしょうか?
もちろん前項で説明した通り、それぞれの区別は曖昧なところがあり、人工的に作られたのに「湖」と言ったり、水深が5mを超えてるのに「沼」と呼ばれるものもあったりします。
ハイキングしているときや地図を眺めているときに見つけた水たまりの名前がルールと一致しているのかを確認してみるのも楽しみの一つになったりするかもしれないですね。