四国周遊もしくは、かずら橋に行く予定のある方が見逃している「剣山」や「奥祖谷かずら橋」そのほか周辺の穴場スポットも紹介します!!
まず、剣山(つるぎさん) は、標高1,955mで西日本第2の高峰に数えられる名山です。日本百名山のひとつでもありながら、登山リフトを利用すれば初心者でも安心して山頂を目指せるのが大きな魅力。古来より信仰を集める霊山としても知られ、御神水や巨岩の御塔石などパワースポット巡りも楽しめます。

リフト利用(所要:登り約1〜1.5時間・下り約1時間)

  • 起点:見ノ越駐車場(標高約1,420m)→見ノ越登山口
  • 中継:西島駅(リフト上駅・標高約1,750m)→大剣神社(標高約1,810m)
  • 山頂:剣山(1,955m)・剣山本宮 宝蔵石神社
  • 下山:大剣神社経由で往路を戻る or 「刀掛の松」コースへ ※健脚向けの行場(修験道)は初心者には非推奨
ポイントリフト未使用でも見ノ越→西島駅は約50〜60分。 ・リフト(見ノ越⇄西島)を使えば、山頂まで合計1時間前後で到達でき、家族連れ・登山初心者に最適です。 ・天候変化に備え、防寒・雨具・歩きやすい靴は必携。
自然と花の見どころキレンゲショウマ(「天涯の花」):行場エリアが群生地として有名(シーズンに多くの花好きが訪れます)。 ・ほか、高山植物が豊富(約1,200種)。四季折々の花・紅葉・霧氷まで楽しめるのが剣山の魅力。
 

見ノ越から西島駅へ(所要:歩き50〜60分/リフト約15分)

剣神社 見ノ越登山口
見ノ越登山口から神社まで参道をのぼります
見ノ越登山口の石段を上がると劔神社(見ノ越)の拝殿に参拝できます。今回はリフト営業時間(通常9:00〜)前に歩行で西島駅へ。道はよく整備され、初心者でも迷いにくい区間です。
登山シーズンは「ぐるっと剣山登山バス」の利用も便利(JR貞光駅・阿波池田駅方面から運行)。 車がなくてもアクセスできるので、
西島駅
リフトを使わなくても西島駅前の広場へ一回でます
この広場をまっすぐ進んでいきます。

西島駅から大剣神社へ(所要:約20分)

大劔神社
西島駅から緩やかな道で本社の大剣神社へ。 神社の背後には御神体の巨岩「御塔石(おとうせき)」がそびえ、足元には名水百選・剣山御神水が湧きます。分岐から5分ほど下って御神水の水場にアクセス可能。補給&ひと息に最適です。
 

大剣神社から剣山山頂へ(所要:約20分)

剣山頂上 本宮
参拝後は山頂方面へ。木道が整備された稜線を歩き、剣山本宮 宝蔵石神社へ。隣には「剣山頂上ヒュッテ」(食事・売店あり/宿泊可)。ご来光・星空・瀬戸内の夜景目当ての宿泊も人気です。
剣山 木道
山頂一帯はミヤマクマザサに覆われ、展望デッキからは次郎笈・三嶺・石鎚山、条件次第で伯耆大山まで望めます。
 

ちょっとディープな“剣山伝承”

剣山 おじさん案内
山頂付近で出会った何百回と剣山を登っているという物知りなおじさんに「ソロモンの秘宝」の伝承について話を伺うことができました。
剣山 観光ガイドおじさん
お話の流れで、剣山の旧名「鶴亀山」にちなんだ鶴岩と亀岩の発掘跡へ案内してもらえることに。岩の名はヘブライ語の「ツー(神)」と「カメ(お守り)」に由来すると言われる鶴岩・亀岩まで連れてきてもらいました。
亀岩と鶴岩
左が鶴岩と右が亀岩
以前チームで発掘作業を行ったとのことでしたが、何も見つからなかったとのことです。「噂が都市伝説として拡まった」とおっしゃておりました。
後程紹介する「奥祖谷かずら橋」についても教えてもらいました!

下山ルートの選び方(初心者向け)

刀掛の松
  • 安全第一:大剣神社経由で往路戻り(所要:山頂→見ノ越 約1.5時間、リフト利用なら1時間以内)
  • 変化が欲しい:刀掛の松コース(史跡に触れつつ難度は控えめ)
  • 要注意:行場(修験道)は鎖場・滑りやすい岩場が続き、初心者は避けるのが無難。疲労時や悪天候時は特に危険度が上がります。
鎖場
実体験メモ 行場は滑落リスクが高く、同行者がスリップしてヒヤリ…。「登りが易しい=下りも安全」ではありません。下山こそ集中力を切らさないこと。体力が尽きたら西島駅からリフト下山という選択肢を。

剣山登山と合わせて楽しみたい寄り道スポット

剣山の登山を楽しんだ後は、ぜひ周辺の観光地にも足を延ばしてみてください。自然の美しさや地域ならではの文化体験が待っています。

奥祖谷二重かずら橋

奥祖谷かずら橋
下山後、地元の方におすすめされた「奥祖谷二重かずら橋」へも足を運びました。 祖谷のかずら橋が有名ですが、こちらは観光地化が進んでおらず、昔から変わらない自然の姿が残る秘境の吊り橋です。周囲は手つかずの森に囲まれ、橋を渡るときのスリルと、清流の音に包まれる感覚は格別。観光客が多いエリアを避けて、より素朴で静かな雰囲気を楽しみたい方におすすめです。
川の中に足を入れて疲れをとって気持ちよかったです

大歩危・小歩危

大歩危 雲海
また、剣山に向かう途中で偶然、大歩危(おおぼけ)エリアに広がる雲海を見ることができました。 吉野川渓谷に霧が立ち込める幻想的な景色は、まるで山奥の秘境に迷い込んだよう。登山の前にこんな絶景に出会えるのも、剣山周辺ならではの醍醐味です。 ドライブで渓谷美を楽しむだけでなく、ラフティング・カヌー・ボート遊覧といったアクティビティも充実。川沿いでは川遊びもでき、透明度の高い水に足を浸すだけでもリフレッシュできます。

天空の村・名頃かかしの里

かかしの里 名頃小学校
アメリカのニューヨーク・タイムズ誌でも紹介された東祖谷の山あいにある小さな集落「名頃かかしの里」。ここには300体以上のかかしが点在し、農作業や井戸端会議、廃校になった小学校で授業を受ける様子まで再現されています。 一体一体に名前や性格が付けられた「かかし村基本台帳」もユニークで、思わず笑顔になれる不思議な体験。無料で立ち寄れる体育館の展示も見ごたえがあります。

まとめ

剣山は、リフトを使えば山頂まで1時間前後で到達できる初心者に優しい日本百名山。 大剣神社で名水をいただき、木道の稜線から大パノラマを望む体験は格別です。下山は往路を戻るか刀掛の松ルートが安心で、体力に不安があれば西島駅からリフト利用も可能。
さらに登山後は、昔ながらの姿を残す奥祖谷二重かずら橋、吉野川の絶景渓谷大歩危・小歩危、ユニークな名頃かかしの里など寄り道スポットも豊富。
「剣山 登山 初心者 コース」を探している方にとって、自然・信仰・絶景・文化を一度に楽しめる、最適なハイキングプランになるでしょう。