やあ、ヤマトです。
今回の行き先は、東京都檜原村の数馬地区。九頭龍の滝で水に当たり、そのあと龍神の滝へ回ってみました。
近い場所にある2つの滝なので、今回は車で巡ることにしました。それぞれの駐車場所から歩いた区間は短めです。
ところが、歩く距離だけでは分からない違いがありました。
九頭龍では、谷側に沿った木道で緊張。龍神では、入口の注意書きを見て、滝を使う人数や観光で訪れる人のことを考えました。
今日は、その順番で写真と一緒に紹介します。
*檜原村では熊出没情報があり、また滝自体も危険な場所があるので自己責任となります。
九頭龍の滝へ。車を停めたら、川へ下りていく
駐車スペースは数台ぶん。準備は滝に着く前に

最初に向かったのは、九頭龍の滝です。
僕が見た駐車スペースは、数台を停められるくらいの規模でした。観光協会には有料駐車場の案内があり、利用前の連絡が必要とされています。料金や駐車の可否は、事前に確認してください。
ここで先に伝えておきたいのが、着替えとトイレのこと。
今回利用した駐車場所から滝までの範囲では、更衣室やトイレは見当たりませんでした。現地へ着いてから全部準備できるつもりでいると、困ってしまいそうです。
トイレは移動の途中で済ませ、着替える場所もあらかじめ考えておきたいところです。
最初の階段は舗装されていた

入口から階段を下りていきます。
このあたりは舗装されていて、最初は足を置く場所を確かめやすく感じました。近くから川へ下りられるので、長く山を登るような行程ではありません。
ただ、入口の歩きやすさだけで、その先まで判断するのは早かったです。
小さな橋の先で、落石と通行についての表示を見つける

進むと、小さな橋が現れました。
その先には落石への注意と、ここから先は自己責任で進む旨の表示があります。橋を越えてからは、短いながら、舗装されていない山道のような区間もありました。
ここで、さっきまでの気軽な気分が変わります。
滝がすぐ近くにあるからといって、足場まで気にせず進んでよい場所ではありません。足元と頭上を確かめながら歩きました。
崖際の木道では、一歩に神経を使った

そのあとに通ったのが、谷側の縁に沿うように設けられた木道です。
僕には、ここがかなり怖く感じられました。
道幅は狭く、一人ずつ進むような状態です。特に木道のつなぎ目では、足の置き方に神経を使います。踏み外した先のことを考えると、軽い気持ちでは歩けませんでした。
九頭龍で僕が一番緊張したのは、滝の水を受ける前、この木道を通る場面でした。滝行後のふらつきやすい状態でここを戻って通ることになります。
写真を撮るために谷側へ寄ったり、前の人を追い越そうとしたりする余裕は、僕には感じられませんでした。
この記録を見て、同じ場所へ無理に進むことはしないでください。破損や通行止めの表示があれば、その先へは入らず、引き返してください。
九頭龍で入水。水流の大きさより、立つ場所が気になった

滝に着き、実際に水を受けてみました。
訪問時の入水位置は、一人が入るくらいの広さです。滝行で身体に受ける水の量も、僕にはこぢんまりと感じられました。力強い水に包まれる体験を期待すると、迫力は物足りなく思います。
それより気になったのは、水を浴びる位置の足元でした。
立ちやすい場所を慎重に選ぶ必要があり、落ち着いて水だけに意識を向けられる、という感覚ではありませんでした。
下には渓流が続いています。水が増えたら足を支えられるのか、転んだら下流へ流されないか。僕はそのことまで気になりました。
水流が小さく見える日でも、足場への不安が小さくなるわけではない。 ここでは、そう感じました。
入水を終えて戻る際にも、先ほどの通路を通ります。水を受けられたことだけで安心せず、帰りの足運びまで注意したい場所です。
日の入りにくさと、周囲の見通しも印象に残った
九頭龍の滝付近は、僕が訪れたときには日が届きにくく、草木の茂る、薄暗い雰囲気でした。人の気配もあまり感じず、少し心細くなります。
周りに動物がいたとして、この見通しで早く気づけるだろうか。そんなことも考えました。
静かな渓谷の景色として見る感覚と、自分がその場で水に入る感覚は違います。僕には、この暗さも入水時の緊張につながりました。
次は龍神の滝。駐車の扱いを確認してから向かう

九頭龍をあとにして、龍神の滝へ移動しました。
今回は、数馬の湯の駐車場を有料で借り、そこから歩いて向かっています。観光協会の案内にも、数馬の湯第2駐車場が掲載されています。
滝を訪れるために自由に停められるか、駐車だけで利用できるかは、施設側の条件を確かめてください。今回の僕の利用方法が、いつでも同じように使えるとは限りません。
また、滝のすぐそばには、自由に使える更衣室やトイレは確認できませんでした。近くの施設の設備を使う場合も、その施設の利用条件に沿ってください。
入口の注意書きで、使い方を考える
入口には、滝を独占しないようにという趣旨の注意書きがありました。
ここは、滝行のためだけに人が訪れる場所とは限りません。滝を眺めたり、写真を撮ったりしたい人もいます。
小さな場所に何人も集まれば、自分たちの順番待ちが、そのまま他の人の通りにくさになってしまう。
入口の表示を見て、そのことを考えました。荷物を広げたり、長く水流の前を占めたりしないようにしたいです。
階段は、見た目より急に感じた

滝へ向かう階段を下りていきます。
歩く区間は長くありませんが、僕が下りたときには、思っていたより急に感じました。慌てず、段差を一つずつ確かめたいところです。
車を近くに停められたことと、川までの階段が楽に歩けることは、それぞれ別に見ておく必要があります。
龍神でも水に当たる。少人数なら考えやすいが、大勢には狭い

龍神の滝でも、実際に入水してみました。
九頭龍の滝で感じた足元の不安と比べると、こちらは立つ場所がしっかりしているように感じます。僕が一人で水を受けた範囲では、姿勢を取りやすかったです。
ただし、水流の前に立てる場所は、ここも一人ぶん程度でした。訪問時の水の幅や量を見て、迫力のある大人数の滝行というイメージは持てませんでした。
人数が増えれば、そのぶん待つ人も増えます。自分たちが入水を終えるまで、ほかの来訪者が近づきにくくなってしまうかもしれません。
入口の注意書きを思い出すと、ここへ何人も連れてきて、長く順番を回す使い方は避けたいと思いました。
僕なら、大勢で一斉に水を受ける場所としては選びません。訪れるとしても人数を絞り、周囲の利用を妨げないことを優先します。
なお、当日の足場がしっかりして見えたという感想は、今後も同じ状態で入れることを保証するものではありません。降雨や水量、現地の案内を確認して判断してください。
この2つの滝を訪れるときの、クマへの備え
九頭龍で感じた見通しの不安は、龍神へ向かう際にも意識しておきたいことでした。どちらも檜原村の森林に近い場所です。
檜原村は、地域の森林にツキノワグマが生息しているとして、山林へ入る人に対策を呼びかけています。
出会う前の対策として、クマ鈴などで自分の存在を知らせること、早朝や夕方の単独行動を避けることが案内されています。ただし、音を出していれば必ず出会わない、というものではありません。
すでにクマが見える場面で、大声を出して追い払おうとするのは避けてください。村の案内では、驚かせずに離れることや、近くにいる場合は背中を向けず静かに後退することが示されています。
行く日の状況は、東京都の「TOKYOくまっぷ」や檜原村の注意喚起で確かめてください。目撃や痕跡の情報と、人が襲われた事故の情報は、分けて確認する必要があります。
ヤマトが持ち帰ったのは、水流の感想だけではなかった
2つの滝で水に当たり、九頭龍では木道と入水する足元、龍神では階段と場所の使い方が、それぞれ印象に残りました。
駐車場所から歩く区間は短くても、そこで何を気にする必要があるかは、実際に訪れてみないと分かりにくいです。
今回の僕にとって、九頭龍は、初めての人を連れて気軽に水へ入る場所としては選びにくいと感じました。龍神も、大人数で集まって楽しむ滝行会場という印象ではありません。
水を受ける瞬間だけでなく、そこへ立つまでと、帰るとき。他の人が滝を見に来たときのことまで考えて、行き先を決めたいです。
仲間との滝行を計画している方へ
この記事を発信しているmoricrewは、南足柄の夕日の滝で「TAKIGO」を運営しています。
複数人で滝に向き合う体験を希望する方には、人数や水の状態を見て進行を組み、着替えの場所も用意したプログラムとしてご案内しています。男女別更衣室を利用でき、記念撮影もスタッフが担当します。
どんな仲間と、どのように過ごしたいか。グループでの参加を考えている方は、その希望も聞かせてください。




