はじめに

栃木県の名峰 那須岳(茶臼岳) は、日本百名山のひとつで、ロープウェイを利用すれば 登山初心者でも日帰りで気軽に登頂できる人気スポット です。 今回は、那須岳ロープウェイを利用した初心者向け登山レポートをお届けします。茶臼岳山頂から秘湯「三斗小屋温泉」、紅葉の名所「姥ヶ平」、絶景の「ひょうたん池」をめぐり、半日で変化に富んだ景色を堪能できるルートです。

登山初心者は登山届を忘れずに(所要時間:数分)

那須岳は初心者でも登りやすい山ですが、活火山であり天候の変化も早いため、安全管理は必須です。登山届は栃木県警の「登山届ポータル」や、那須ロープウェイ山麓駅に設置されている提出箱から簡単に提出できます。わずか数分の手間で、自分や仲間の命を守ることにつながるので、必ず記入してから登山を始めましょう。
 

ロープウェイで山頂駅へ(所要時間:約10分)

那須ロープウェイ
20分間隔での運行
まずは那須ロープウェイで一気に標高1,680mへ。山頂駅に降り立つと、眼下には関東平野の大パノラマが広がります。
那須岳登山開始
山頂駅で降りた後の景色
 

茶臼岳山頂までの登り(所要時間:約1時間)

那須岳の赤土
登ってる最中の赤土
山頂駅から茶臼岳山頂(1,915m)までは約1時間。途中、黄色い土から赤い土へと変化していく地質が火山らしくて面白いポイント。最後の登りは少し足場が悪いですが、慎重に進めば初心者でも登頂可能です。
茶臼岳 頂上
茶臼岳 頂上
 

峰の茶屋で休憩(所要時間:約35分)

峰の茶屋
峰の茶屋で休憩
山頂から35分ほどで「峰の茶屋跡避難小屋」に到着。
茶臼岳・朝日岳・三斗小屋温泉への分岐点で、絶好の休憩ポイントです。関東平野から会津の山並みまで一望できる抜群の展望を楽しめます。
那須岳登山道中
峰の茶屋に向かう途中の風で削られた山間
峰の小屋へ向かう登山道も下界ではなかなか見られない風景を楽しめます。
那須岳は風が強いときは、登山はおすすめできません
 

三斗小屋温泉へ向かいます(所要時間:約55分)

滑落注意
峰の茶屋から沼原分岐へ向かい始めた時の滑落しそうな場所
峰の茶屋から沼原分岐へ向かう途中、湧き水スポット「延命水」で喉を潤します。さらに20分進むと秘湯・三斗小屋温泉へ到着。

三斗小屋温泉 煙草屋旅館(日帰り入浴)

三斗小屋温泉
営業時間:10:00〜13:00(女性専用 11:00〜12:00) 山奥にあるランプの宿として知られた温泉。野天風呂からの絶景は格別で、登山の疲れを癒してくれます。
山斗小屋温泉旅館の眺望
三斗小屋温泉の温泉展望
 

姥ヶ平とひょうたん池(所要時間:約60分)

秋シーズンであれば、茶臼岳を背景に広がる紅葉の絨毯が人気です。
木道
姥ヶ平へ向かう前の木道
温泉で立ち寄り湯を楽しんだ後は、沼原分岐まで一度戻り、峰の茶屋方面ではなく別ルートへと進みます。
姥ヶ平の直前に木道の分岐があります。
ひょうたん池
ひょうたん池:水面に茶臼岳が映り込む“逆さ茶臼”
木道の先に観光パンフレットにもよく使われる人気の絶景スポット「ひょうたん池」があります。
姥ヶ平
姥ヶ平
木道を戻ってすぐ姥ヶ平へ到着。
秋シーズンであれば、茶臼岳を背景に広がる紅葉の絨毯が人気です。
 

牛ヶ首を経て山頂駅へ(所要時間:約1時間)

牛ヶ首
牛ヶ首から山頂駅へ向かう風景
帰路は牛ヶ首へ、最後の登りを30分ほど頑張りましょう! そこから30分かからず山頂駅へ戻れます。
半日で多彩な景観を楽しめる、充実した周遊ルートの完成です。
 

まとめ

今回のルートは、
  • ロープウェイで茶臼岳山頂へ
  • 秘湯・三斗小屋温泉で休憩
  • 紅葉の姥ヶ平と絶景のひょうたん池を散策
  • 牛ヶ首経由で山頂駅へ戻る
という盛りだくさんの内容でした。初心者でも挑戦できる道が多く、噴煙が上がる火山景観から温泉、紅葉まで味わえる“贅沢な山歩き”。
「登山を始めてみたい!」という方に、那須岳はまさに入門におすすめの山です。