観光地でよく聞く言葉の正体は?
観光案内やパンフレットを読んでいると、『〇〇の奥座敷』『〇〇の玄関口』といった言葉を見かけることはありませんか?
今回は、そんな「よく使われるけど、意外と知らない」観光キャッチフレーズをまとめてご紹介します。
①『〜の奥座敷』
奥座敷とは、もともとは邸宅の奥にある静かな特別室を指す言葉。
観光地で使われる場合は、「都市部に近く、落ち着いた雰囲気で静養できる場所」 を表現しています。
(例)『関西の奥座敷:有馬温泉』『東京の奥座敷:箱根』
- 箱根温泉〈神奈川〉 ➡「東京の奥座敷」:都心から90分の名湯・観光地
- 鬼怒川温泉〈栃木〉 ➡「関東の奥座敷」:日光に近く、団体旅行でも有名
- 湯河原温泉〈神奈川〉 ➡「東京の奥座敷」:文豪に愛された湯
- 熱海温泉〈静岡〉 ➡「首都圏の奥座敷」:新幹線1本で行ける手軽な保養地
- 定山渓温泉〈北海道〉 ➡「札幌の奥座敷」:札幌から1時間でアクセスできる紅葉の名所
②『〜の玄関口』
ある地域や有名観光地へ入る際の入口にあたるエリアを意味します。
観光地の入口としての役割を担い、交通の要衝として重要視されます。
(例)『東北の玄関口・仙台』『北海道の玄関口・函館』
③『〜の隠れ里』
あまり知られていない、静かで自然が豊かな場所を表現する言葉です。
秘密めいた雰囲気を楽しみたい観光客の心を惹きつけます。
(例)『信州の隠れ里』『伊豆の隠れ里』
④『〜の小京都』
歴史ある街並みや風情が京都に似ていることから「小京都」と呼ばれます。
日本各地に存在し、伝統的な町並み散策に人気があります。
- 飛騨高山〈岐阜〉 ➡「飛騨の小京都」:城下町と商家町の風情が京都に通じると評価
- 角館〈秋田〉 ➡「みちのくの小京都」:武家屋敷と桜並木が美しい東北の京都
- 倉敷美観地区〈岡山〉 ➡「備中の小京都」:白壁の町並みに流れる川と蔵造りが魅力
- 萩〈山口〉 ➡「長州の小京都」:明治維新の面影と歴史的町並みが残る
- 大洲〈愛媛〉 ➡「伊予の小京都」:肱川沿いに城下町と古民家が残る風雅な町
⑤『秘境・秘湯』
アクセスが難しく人里離れた場所のことを秘境と呼び、秘境に湧く温泉を秘湯と表現します。
非日常的な雰囲気を楽しみたい人におすすめのスポットです。
(例)『祖谷渓(徳島県)』『乳頭温泉郷(秋田県)』
⑥『天空の〜』
標高が高く眺めの良い場所を示すキャッチフレーズです。
まるで空の上にいるような開放感を味わえます。
(例)『天空の城・竹田城跡(兵庫県)』『天空の鳥居(香川県)』
⑦『〜街道』
ある特定のテーマに沿ったスポットが連なる道のことを指します。
食べ歩きや観光名所巡りの楽しさをアピールしています。
(例)『そば街道(山形県)』『とんかつ街道(群馬県)』
⑧『神秘の〜』『神々の〜』
神話や伝承、神秘的な自然景観にちなんだスポットにつけられます。
パワースポットとしても知られています。
(例)『神々のふるさと・出雲』『神秘の湖・摩周湖』
⑨『〜銀座』
同じジャンルのお店が密集した地域のことを指します。
飲食店や専門店が並び、比較・散策が楽しめるエリアです。
(例)『草津温泉の温泉銀座』『月島のもんじゃ銀座』
・代表的な〜銀座 柳ケ瀬銀座〈岐阜〉 中通り銀座(十日町・中町商店街)〈新潟〉 大須銀座〈愛知〉 四ヶ町銀座〈長崎〉 八重瀬銀座〈沖縄〉
⑩『東洋の〜』
海外の有名な観光名所に例えて表現します。
壮大な景観や歴史ある建物などを魅力的に伝えています。
(例)『東洋のナイアガラ・原尻の滝』『東洋のマチュピチュ・竹田城跡』
まとめ
観光地を紹介する時、印象的に伝えるためによく使われるキャッチフレーズは、実はその土地の魅力をうまく表現しています。
次回観光パンフレットやサイトを見た時は、ぜひ言葉の意味を考えながら旅行計画を楽しんでみてくださいね。





