はじめに:東京近郊で「失敗しない初キャンプ」をしたい人へ
「キャンプしてみたいけど、テント立てられる自信がない」
「東京・神奈川から近くて、自然も温泉もサウナも楽しみたい」
そんな人にぴったりなのが、神奈川県南足柄市の足柄森林公園 丸太の森です。
この記事では、実際にウッドデッキサイトを2回利用した体験をもとに、
- 東京・神奈川近郊からのアクセスの良さ
- 超入門キャンプにちょうどいい設備と料金
- 温泉サウナ「モダン湯治 おんりーゆー」との組み合わせ方
- 安い!テントを立てる必要なし!
- さらに一歩踏み込んだリフレッシュ「TAKIGO滝行体験」
までまとめて紹介します。
現代の人間へメッセージ
ここではWi-Fiが飛んでいますので、安心してください。プロジェクター持参してみんなで映画鑑賞でもするのがいいかもしれないですね。
南足柄「丸太の森」は東京・神奈川からの“近場の森キャンプ”に最適
東京・横浜から約1〜2時間でたどり着く森のフィールド
東名高速や小田原厚木道路を使えば、東京都心や横浜方面からでもおおよそ1〜2時間前後で南足柄エリアへ。
小田急線+伊豆箱根鉄道を利用する電車ルートもあり、「金曜の夜から大移動」というよりは、週末の朝にゆっくり出て楽しめる距離感です。
森林公園+キャンプ場+温泉がギュッと詰まったエリア
足柄森林公園 丸太の森は、東京ドーム約5個分の広さを持つ森林公園で、
- 外周約3kmの散策路
- 親子広場やちびっこ冒険広場
- 紅葉スポットや見晴らし広場
など、一日いても遊び切れない森のコンテンツが揃っています。
その一角にキャンプ場があり、車で少し移動すれば、温泉サウナ施設「モダン湯治 おんりーゆー」があるという、贅沢な配置です。
足柄森林公園 丸太の森ってこんなところ
管理された公園型キャンプ場で初心者にも安心

丸太の森は、いわゆる“野営地”ではなく、
- 入口の管理棟(総合案内所)
- キャンプ場エリアのトイレ・コインシャワー棟
- 炊事場(水場)
- Wi-Fi
など、公園レベルで整った設備が特徴。
キャンプ初心者や、子ども連れでも安心して過ごせる環境です。
夏には小さな川で水遊びもできる

キャンプ場の近くには、夏場に水遊びができる小さな川が流れています。
水が澄んでいて、足をひたしたり、石で遊んだりするだけでも、子どもにとっては大冒険。
森林公園らしい穏やかな流れなので、「はじめての川遊び」デビューにもぴったりです(必ず大人が近くで見守ってください)。
ウッドデッキサイトT7で感じた「超入門キャンプ」の魅力
テントデッキ(4m×6m)は初心者にちょうどいい

丸太の森のキャンプサイトの中心が、テントデッキサイト(4m×6m・全16区画)。
木製デッキの上にテントを張るスタイルで、
- 地面がぬかるみにくい
- 荷物を整理しやすい
- 足元がフラットで、小さな子どもでも動きやすい
と、初心者にとってうれしいポイントがそろっています。
**テントデッキの宿泊利用料(市外利用者)は、1区画・1泊あたり4,400円(税込)**ほど。
これで1区画借りられるので、人数で割るとかなりお手頃です。
実際に利用したのは、このテントデッキサイトのひとつ、T7。
2回とも静かで、他の利用者がほとんどいない“穴場感”がありました。
レンタルテントも安くて大きい|4〜5人用で5,500円
丸太の森では、4〜5人用のレンタルテント(ドーム型)が1泊5,500円(税込)で借りられます。(上の写真をご確認ください)
ファミリーや友人グループなら、人数で割るとかなりリーズナブルな価格帯。
- 「とりあえず一度キャンプを試してみたい」
- 「いきなり道具をすべて揃えるのは不安」
という人には、とても使いやすい選択肢です。
体感としては、テントレンタルも安いのに、サイズもしっかり大きいという印象。
大人数で使っても窮屈になりすぎず、「初キャンプなのにちゃんとキャンプ感がある」のが良かったです。どちらも二人で利用したのですが、スペースが有り余っています。
大きめテーブルもレンタルすれば“みんなでごはん”が楽になる
テントだけでなく、大きめのテーブルやキャンプ用品のレンタルも充実しています。
大きなテーブルが一つあるだけで、
- 調理スペース
- 食事スペース
- 子どものお絵かきやゲームスペース
として使い回せるので、大勢でのキャンプほどレンタルテーブルのありがたみを感じます。
2回とも“ほぼ貸切”のような静けさだった
ウッドデッキサイトT7を2回利用したときは、どちらも他の利用者がほとんどおらず、ほぼ貸切のような静かなキャンプ時間を過ごすことができました。
もちろん日によって状況は変わるものの、
- テントがギッシリ並ぶような密集感が苦手
- ゆったり静かに、森の音を楽しみたい
という人にとって、かなり穴場寄りのキャンプ場だと感じています。
簡単に焚き火もできるのでスタッフさんに聞いてみましょう!
あったかいですよ〜。
料金と割引サービス:公式ページで最新情報をチェック
料金は改定されることもあるため、細かい数字は公式ページでの確認が安心です。
👉 最新の料金表・詳細はこちら
足柄森林公園 丸太の森|キャンプ料金・レンタル一覧
基本の料金イメージ(2025年4月1日現在)
項目 | 料金(税込) |
|---|---|
入園料(通常料金) 大人(中学生以上)* | 440円 |
入園料(通常料金) 小学生 | 330円 |
入園料(通常料金) 未就学児 | 無料 |
バンガロー(8畳タイプ) | 15,400円 |
バンガロー(12畳タイプ) | 22,000円 |
テントデッキ(4m×6m) | 4,400円 |
テラスデッキ(7m×7m) | 9,900円 |
セットアップサイト | 19,800円 |
レンタルテント(4〜5人用ドーム) | 5,500円 |
日帰り利用 テントデッキ | 2,200円 |
日帰り利用 バンガロー(8畳) | 7,700円 |
日帰り利用 屋根付きBBQかまど | 1,100円〜 |
*南足柄市民(在住在勤在学)の方については、入園料や施設利用料に割引があります。
割引サービスも要チェック
入園料については、以下の会員割引も用意されています。
- JAF
- Times
- モンベル
- かながわトラスト
などの会員証を提示すると、入園料の割引が受けられることも。
詳細は公式料金表に記載されているので、訪問前に一度チェックしておくとお得です。
日帰りでもOK|デイキャンプと森あそび
日帰りテントデッキ&BBQで“お試しキャンプ”
「泊まりはまだ不安…」という人には、日帰りテントデッキ利用(デイキャンプ)もおすすめです。
- 利用時間:10:00〜16:00(冬期〜15:00)
- 日帰りテントデッキ利用料:市外利用者で2,200円/区画
屋根付き・屋根なしのBBQかまどもあるので、日帰りBBQ+森の散策という使い方も便利。
まずは日帰りで雰囲気をつかんでから、次回は1泊キャンプ…というステップアップもありです。
森の散策路と遊具エリアで子どもも満足
丸太の森には、
- 親子広場(木製遊具・お弁当スポット)
- ちびっこ冒険広場
- 山野草園や紅葉広場
など、小さな子どもでも楽しめるエリアがいくつもあります。
東京・神奈川近郊で「公園以上、山岳キャンプ未満」の自然体験をさせたいファミリーに、とても相性の良い場所です。
キャンプと相性抜群|モダン湯治 おんりーゆーで温泉&サウナ

丸太の森からほど近い場所には、「モダン湯治 おんりーゆー」という温泉リゾートがあります。
森林露天風呂でぬる湯の長湯
広葉樹に囲まれた森林露天風呂は、約38℃のぬる湯。
長く浸かっても疲れにくく、森の景色や風を感じながらゆっくり体を温められます。
泉質はpH9.5のアルカリ性単純泉。
刺激が少なく、肌の角質をやさしく落としてくれることから、「美肌の湯」とも呼ばれている温泉です。
サウナ×天然水の水風呂×外気浴で“森ととのい”
- RUSKA SAUNA(ルスカサウナ)
- VIHTA SAUNA(ヴィヒタサウナ)
といったサウナに加え、地下200mから汲み上げた天然水「きんらん水」の水風呂も用意されています。
森の音を聞きながらの外気浴は、キャンプ疲れも日々のストレスもまとめてリセットしてくれるような心地よさです。
さらに一歩ディープに|車で約20分の滝行体験「TAKIGO」

丸太の森から車で約20分の場所には、滝行体験「TAKIGO」のフィールドである「夕日の滝」があります。
森でキャンプをして、温泉とサウナでととのい、
さらに「滝行」で一気にリフレッシュ、という**“森×水のフルコース”**も叶います。
滝行×森林浴の相乗効果で想像以上のリフレッシュ
滝の冷たい水を全身で浴びる滝行は、想像以上に冷たくて厳しい体験ですが、
終わったあとの達成感とリフレッシュ感は格別です。
森の中で響く滝の音、澄んだ空気の中での集中した時間は、
日常のストレスから離れて、心と体を一度まっさらにリセットするような感覚をくれます。
TAKIGOの特徴(ざっくり)
- 体験時間:約2時間
- 1名:7,500円 / 3名以上:1人6,000円
- 衣装レンタル無料、滝行中の撮影サポートあり
- 12歳以上から参加可能
東京からも、
- 小田急線新宿駅→新松田駅(約90分)+送迎
- 車で約90分
と、日帰り可能な本格滝行スポットです。
詳しい内容・予約は、moricrewのTAKIGOページをご覧ください。
👉 TAKIGO|南足柄・夕日の滝 滝行体験(moricrew)
丸太の森でキャンプやデイキャンプを楽しんだあと、別の日に滝行を組み合わせるのもおすすめです。
まとめ|東京・神奈川近郊で「超入門キャンプ」するなら南足柄へ
- 東京・神奈川から約1〜2時間でアクセスできる南足柄エリア
- 公園としても楽しく、設備も整った足柄森林公園 丸太の森
- ウッドデッキサイトT7などで楽しめる、テント設営・片付けおまかせの超入門キャンプ
- 安くて大きいレンタルテント&テーブルで、大人数でも快適
- 日帰りデイキャンプやBBQ、散策も楽しめる柔軟さ
- 近くには、森の温泉リゾート**「モダン湯治 おんりーゆー」と、本格滝行体験「TAKIGO」**
「キャンプをしてみたいけど、道具も経験もゼロ」という人ほど、丸太の森はスタート地点にぴったりの場所です。
東京・神奈川近郊で、
“自然の中でキャンプして、温泉サウナでととのい、さらに滝行で心も整える”
そんな欲張りな週末を計画してみませんか?










